Eの驚き

投稿日:2010年3月7日

アルファベットの5番目であるEをどう発音するか?

 

多くの日本人は、口を出来るだけ横に開いて発音していると思います。いわゆる発音記号による解説でもそのようになっています。

 

でも、未来塾ではそのようにお勧めしていません。というより、横に開いてのE作りは御法度です。メガフォン口形と私たちが呼んでいる、口の両脇を不動にした口形で、息と声一体で、一気に作ります。

 

日本人の口の周りの肉は、欧米人(白色人種)に比べてたっぷりしていて、どこまでも横に開けます。そのため、一旦横に大きく開くと元に戻るまでに時間がかかります。

 

ところが、英語の音声を発する際、Eだけで終わることはまずありません。例えば、equalという単語一つとっても、Eの後に、子音だけでもQ, W, Lと繋げていかなければなりません

 

Eで横に開きすぎると、次々とテンポ良く必要な音を繋げることは難しくなります。従って、日本人がEを発音するとき、発音記号の解説どおりに、思い切り口を横に開くことは、駄洒落になりますが、「イ-」事では全くないのです。

 

未来塾の訓練を受け、かなりの受講者がこのEの発音指導に驚きの声を発します。

<ナガちゃん>