担当しているトレーナー達が、訓練や日常の中で気づいたことを綴っていきます。
今年も年が明けたと思ったら、もう1月が終わりそうです。時がたつのは本当に速いですね。みなさまお元気に新しい年を開始されたことと思います。
さて、私たち未来塾でも、1月8日に久しぶりに体験レッスンを開催いたしました。ほぼ2年半ぶりの体験レッスンで、というかレッスン自体もコロナ禍に入って以来開催していませんので、トレーナー一同も開催できたこと自体に喜びながらも、かなりの緊張感がありました。
感染対策をしっかり行ったうえでのレッスンでしたが、まだご不安を感じられる方も多いのか、ご参加いただけたのはごく少人数でした。けれども、みなさまが初めての体験に戸惑いながらも熱心に取り組んでくださり、とても中身の濃いレッスンとなりました。
事前にご案内させていただいたとおり、今年は本コースの開催が困難なことから、体験レッスンをこれまでと違った形で行いました。いつもでしたら、本コースの手法をざっと体験いただいて未来塾のレッスンがご自身に合うかどうかを参加者のみなさまにご判断いただくのが目的でしたが、今年は、何度か体験レッスンを行い、毎回のレッスンでご体験いただくアルファベットの音つくりの数をかなり増やしました。回数ごとに異なるアルファベット音を取り入れる予定ですので、何度か参加され、レッスン終了後にご自宅で練習することでかなりのところまでご習得いただけるように工夫しました。
そのため、これまでの体験レッスンでは必ずしもお願いしていなかった鏡と録音機器をご持参いただきました。鏡と録音機器は未来塾の発音訓練には必須のものです。これらを使うことで、ご自身やトレーナーはじめ他の参加者の音声を客観的に聞き、分析しながら「使える」クリアな英語音を作っていくのです。このようにして、単に英語の発音を習得するのではなく、その習得過程自体が、英語の言語文化にあり日本語のそれにはあまりない、「分析的な」態度が自然に身についていきます。これが音の習得にも「異文化対応」の基本的な考え方の習慣の獲得にもとても役立つのです。
参加者のみなさまには違いがお分かりにならなかったかもしれませんが、今回の体験レッスンでは、各アルファベットについて本コースさながらにじっくり取り組んでいただき、丁寧なコメント(*)もお出ししました。それらすべてが録音されていますので、ご自宅で聞き返しながら練習を続ければ、かなりの成果を上げていただけるのではないかと考えています。トレーナー側の希望としては、ぜひ、その結果を聞かせに次回以降の体験レッスンにもご参加され、次のステップにつなげていただきたいと考えています。
次回の体験レッスンは2023年3月5日(日)に開催予定です。
*)コメントについては、こちらをご参照ください。
コメント出しの舞台裏
イノモン