担当しているトレーナー達が、訓練や日常の中で気づいたことを綴っていきます。
未来塾の受講の動機に、英語の発音が通じなかった体験を挙げられる方が少なからずいらっしゃいます。
例えば、「香港で買い物したけれど、英語が通じず、思い通りの買い物ができなかった」、「アメリカのレストランでミルク(MILK)を注文したら、メロン(MELON)が出てきた」など。
私も未来塾の訓練を受ける前に簡単な英語が通じなくて、冷や汗をかいた覚えがあります。
学生時代、団体旅行でアメリカ西海岸に1週間の予定で遊びに行ったとき、“TOUR”という単語が通じなかったのです!!
ホテルのロビーでバスを待っていたとき、地元の人のように見えた初老の白人男性に私から話しかけた時のことでした。私が“I am on a tour.” と話すと、“TOUR”が聞こえなかったようなので、3、4回大きな声で“TOUR”と繰り返しましたが、(?)の顔をされました。そこで私は、自分の手のひらに指で”T O U R”とつづって見せたところ、その男性は、”Oh! Tour!!”と言って、分かった!という表情をやっとしてくれました。私は通じない気まずさとあせりで、顔が熱くなり、冷や汗をかいていました。
何故、TOURが通じなかったのか、その答えはその後、未来塾の訓練を受けて分かりました。子音のTの音が、相手には聞こえていなかったのです。未来塾で作るTの音には破裂して吹き出たような強い息の音が入っています。この強い息の音がなければ、日本人の英語に慣れていない人達にはTの音と認識してもらえないのです。私がカタカナ音で叫んだ「ツアー(TOUR)」には、Tに必要な強い息の音がなかったのです。
未来塾の訓練には何故自分の英語が通じないのかという問いに対する答えやヒントがあって、その答えが通じる英語につながるのではないかなあと思っています。通じる英語への第一歩として、未来塾の体験レッスンに参加してみませんか?
(オサリン)