担当しているトレーナー達が、訓練や日常の中で気づいたことを綴っていきます。
2つ例を挙げます。
最初にone。この単語の中にWが隠されています。
もうお分かりかもしれませんが、冒頭がWの音になります。綴りには現れません。
2番目の例として、question。この場合も綴りには一切Wは出てきませんが、発音ではQの後がWの音となります。
問題は、このWの音がカタカナでは絶対表すことが不可能な点にあります。
未来塾の訓練では、両方の頬を風船のように膨らませ、空気でいっぱいにします。次に唇の先の一点から、(頬から唇にかけての緊張感は一切緩めずに)口中の空気を一気に外へ出します。其の時に唇上で起きる音がこのW音です。動物のうなり声にも似ています。
この動物的なW音を無視して、カタカナで代用しようとすると、oneは「ワン」となり、questionは「クエスチョン」となります。「ワン」では英語が本来持つ音のパンチ力が無くなってしまいます。また「クエスチョン」の場合には、驚くなかれ、W(音)の存在は全く無視されていることにお気づきでしょうか。綴りの上でqの後はuですが、発音上このuの部分はWの音となります。
W音が綴の上からは隠された単語、他にもあるはずです。ご自分で探してご覧になってみては如何でしょうか。
<ナガちゃん>