国連総会と未来塾訓練

投稿日:2010年4月5日

国連総会と未来塾訓練、この二つは一見何の結びつきもなく見えます。端的に言いますと、未来塾訓練の究極的な目標の場が国連総会なのです。普通の日本人が、万が一、国連総会で代表されるような国際的な場に立つことがあっても、頭の中が真っ白状態にならずに、自らの考えをスピ-チできること。継続的な異文化対応訓練によって、それは可能であるとの認識を私たちは持ちます。

 

異なった言語、国籍、文化的な背景を超えて、共通の目的をもった場において、日本人としてのidentityを保ちながら、きちんと自らの考えを述べられる、堂々としたプレゼンテ-ションができる。自らの人生において、一度でもそのような機会を経験する確率は、普通の人にとって実際には皆無に近いでしょう。

 

それでも、自分でそのような場を想定して、塾の訓練に参加し、研鑽を積むことは意義があるはずです。普段から意識的に「もし、自分が国連総会の様な場に立たされたら、何を言おうか?」と想像する、楽しくはありませんか。

 

チャップリンの「独裁者」に出てくる床屋さんのように、いきなり大勢の聴衆(兵士)の前に出されスピ-チしなければならない、そんな状況を考えてみて下さい。全世界の人に向かって語りかける、ひょっとしたら、そのようなチャンスは意外と貴方の近くにあるのかもしれません。

 

チャンスが訪れた時に、常日頃から準備ができていればそれ程慌てなくて済むはずです。「有効な訓練によって不可能は可能になる」、改めてそのように主張したいと思います。

<ナガちゃん>