一期一会を基本姿勢として

投稿日:2014年4月2日

一期一会の姿勢、わたくしが訓練に参加する際の基本です。4月からの初級コース開講に先立ち、受講希望者を対象に2月と3月に体験レッスンを行いましたが、やはりこの基本姿勢で臨みました。2月15日の第一回目の体験レッスンでは、わたくしは前半の約70分間を担当、第二回目の3月8日にはスピーチ・デモンストレーション(3分程度)を受け持ちました。担当時間の長短に関係なく、できるだけの準備をして、各参加者の方とたとえ一回限りの出会いとなっても悔いが残らないよう、己の持つすべての投入を心がけました。

今66歳、訓練を1998年10月から始めて25年半、70分のレッスンを全力投球で行うと、かなりの疲労感を伴います。今のスタイルでは、これからのレッスン担当は体力的に早晩無理になるかもしれません。それでも、わたくしは健康と体力が続く限り、自分の基本とする一期一会の姿勢と訓練スタイルは変えられないと思います。

トレーナーとトレーニー、役割は異なりますが、訓練を通して共通の目標(成果を上げること)を持って、生身の人間同士が切磋琢磨しあうのです。カリキュラムはあらかじめ決まっていますが、全く同じレッスンは二度とありません。それだからこそ、一期一会の真剣勝負が求められるのです。幸い、今年度も初級コースの開講が決まりました。言うまでもなく、各参加者の方のニーズは同じではありません。年齢や置かれる諸条件も違います。それらを踏まえて、できるだけきめ細かく対応し7月終了時には一定以上の成果を上げるべく、私たちトレーナーも協同して準備に入っています。

各参加者は身銭を切って、何とか日程のやりくりをして訓練に来られるわけです。それに応えるには、こちらも覚悟を決めてかからなければなりません。わたくしは今回も一期一会の姿勢で、毎回のレッスンに参加していこうと身の引き締まりを感じているところです。

<ナガちゃん>