当塾は、英語の発音訓練を通じて異文化を理解し、地球社会的視野を持つ人間を育てることを目指して、中津燎子(なかつりょうこ)氏が1982年に大阪で成人向けに開講した「未来塾」をルーツとします。
東京では、1984年にスタート。バベル翻訳・外語学院(現在はBABEL UNIVERSITY)の「未来塾-異文化対応発音訓練コース」として15年間続き、その間に500名以上の方が受講しました。
その間、レッスンを施すだけでなく、トレーナーの育成も行い、日本人や日本社会の変化に応じて、共に、訓練カリキュラムに改良・工夫を重ねました。
1999年4月、活動の場を拡げるため、東京未来塾トレーナー有志が主体となって、「未来塾-発音訓練研究会」として再出発。以来、この訓練を必要とする人や興味のある人のために、毎年、講座を開講しています。(2020、2021年はコロナの影響により開催を見送りました。)
2004年 | 1月、商標登録に伴い団体名称を「中津燎子の英語未来塾(R)」に変更。 |
2002〜2004年 | 恵泉女学園大学で英語科教職課程の発音訓練講座を担当。 |
2008〜2010年 | 恵泉女学園大学の依頼により、「KEISEN小学校英語活動指導者養成講座」にて発音訓練を担当。 |
未来塾の訓練は日本人の異文化対応を主な目的としています
外国語(英語)を使って、日本人以外の人々とコミュニケートするためのスキルを磨き、下記のような日本人がかかえる下記のような問題点を事前に解決しておこうというものです。
声が小さくて聞こえない?
聞こえるが(カタカナの音のため)理解できない?
→ 未来塾では、英語の音の基礎(アルファベット)から訓練します。
未来塾では、アルファベットを一つ一つ聴き分ける訓練を行います。入塾してからTOEICのスコアが950点を越えた塾生もいます。いくら時間をかけても、単に漫然と聞いているだけでは聴き取りの力はなかなかつきません。
英語のものの考え方はレンガ積みに似ています。一つずつ、きちんと積み重ねていきます。前後のつながりのある思考展開と表現、更にそれらを支える証拠の提示が英語を使うには欠かせません。それがないと相手に伝わりません。
未来塾では、課題文や自作文の口頭発表、YES/NOゲームやディベート訓練によって、英語の発想と思考方法を学びます。
というより、人前で自分の考えを述べるのに慣れていない。
日本には奥ゆかしさを尊び、人前で自己主張をするのはよくないといった伝統的な風潮があります。それは現代でも一概に否定すべきでなく、むしろ日本人らしさの一面として今後も大切にすべきでしょう。但し国際交渉の場では、そのやり方では損をしますし、21世紀の厳しい世界では生き残れません。
実際の訓練は、次の3つから成り立っています。