できるだけきれいな発音で話したいと思い、テープ学習をしたり、ネイティブの方に教わったりして努してきたのですが、自分の発音がネイティブの人のそれとは、どうにも違って聞こえて、限界を感じています。何か打開策はあるでしょうか?

発音の身につけ方に関しては、ネイティブスピーカーの発音をまねることで、間に合う人とそうでない人に二大別できると思います。

前者の学習方法でうまくいった人は、それで充分と信じて疑いませんが、後者の人は永遠に不満足で、自分の能力のなさを責めたりして精神衛生にも悪いですから、別な方法で学習することをお勧めします。

それは、音を「まねる」のではなく、「つくる」という発想で身につける方法です。アルファベットや、th、ch、shなどの音は、それぞれつくり方があります。それを自分の身に覚え込ませることができれば、発音に関してはひとまず自信がつくでしょう。

しかし、スキーや水泳を学ぶ際、いくら本を読んだりビデオを見たりしても上達に限界があるように、発音も自分で実際にやってみなければ修得できません。また、コーチがいれば修得が早いのもスポーツに似ています。手前味噌で大変恐縮なのですが、未来塾では、そのような訓練を行っていますので、試してみてはいかがでしょうか?

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